お茶の緑粋園では大まかに分けての8種類のお茶を販売しています。
- 上煎茶
- 煎茶
- かりがね
- 番茶
- 青柳
- 上ほうじ茶
- ほうじ茶
- 玄米茶
この8種類のお茶は全て緑粋園の畑で収穫された茶葉から製造されています。
では、この8種類のお茶はどこがどう違うのかを解説していきます。
上煎茶
上煎茶に使われる原料は一番茶です。緑粋園のある三重県鈴鹿市では4月下旬(2021年は4/26)から一番茶の収穫が始まります。上煎茶は一番茶の初めの頃の若芽(みる芽)を使用しています。お茶は収穫期の最初の方が品質が良く、味も美味しいとされています。しかし、最初の頃はまだ芽が伸びていないので収穫量は必然的に少なくなります。
お茶の緑粋園で販売している上煎茶は収穫量にして10a(1000㎡)あたり300~500kgの新芽を使って製造される希少な煎茶になっております。
お茶の緑粋園の商品では、「咲顔のお茶」「伊勢」。
ANDERAのの煎茶に使われています。
煎茶
(拝啓かあさん、徳用煎茶、お袋さん煎茶、ひも付きティーバッグ煎茶)
お茶の緑粋園で販売している煎茶は上煎茶同様一番茶を使用しています。一番茶の新芽が伸び始めて収穫が始まり、最初の頃は茶畑の色が黄色がかった緑色だったのが、日がたつにつれ徐々に濃い緑色に色づいてきます。その色が変わり始めた頃(5月上旬~GW)に収穫された一番茶を使って製造されているのがお茶の緑粋園の煎茶です。収穫量にして10a(1000㎡)あたり500~700kgの芽を使っています。
かりがね
かりがね(メトロノ~ム)
煎茶の製造過程で茶の芽を葉の部分と茎の部分と茎の皮の部分に選別する工程があります。その時分けられた茎と皮を使用して作られるのがかりがねです。
番茶
番茶(上番茶)
三重県では1年間で3回お茶の収穫を行います。4~5月に1番茶を収穫し6~7月に二番茶を収穫します。8~9月の三番茶は収穫せずに伸ばし、10月に四番茶(秋番茶)を収穫します。
その中で番茶と呼ばれるのは10月に収穫する秋番茶のことを指します。
秋番茶は市場でも一番茶と比べて安い値段で取引されるため、小売り価格も1番茶を使用する煎茶に比べてお買い得となっております。
お茶の緑粋園で販売している番茶は仕上加工(火入れ、選別、ブレンド)を施していない荒茶の状態で販売しています。
青柳
青柳(上青柳)
青柳は秋番茶の中でも品質のより良いものを仕上加工(火入れ、選別、ブレンド)を施した商品です。火入れをすることにより味がまろやかになり、選別をすることで茎や粉の部分を取り除き、ブレンドして味を均一に保っています。
上ほうじ茶
上ほうじ茶(上級ほうじ茶、ANDERAほうじ茶)
お茶の緑粋園の上ほうじ茶は一番茶のかりがねを茶色くなるまで炒ったものです。
かりがね特有の茎の甘味が特徴です。
ほうじ茶
お茶の緑粋園のほうじ茶は秋番茶を茶色くなるまで炒ったお茶です。
香ばしい香りが特徴で誰でも美味しく淹れられます。
玄米茶
玄米茶は煎茶もしくは番茶と玄米を炒った粒をバランスよくブレンドしたお茶です。
お茶の味に玄米の香ばしさが加わって飲みやすくなっています。